程度 |
医療秘書として、それぞれの領域について高度な知識と技能をもち、複雑多岐な業務を専門的に遂行することができる。 |
領域
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内容
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I
1.医療秘書実務
2.医療機関の組織・運営、医療関連法規 |
(1) |
医療秘書の高度な専門的技能を持って、複雑な業務を総合的に判断、遂行、行動する能力がある。 |
(2) |
医療機関における医療秘書の職務と役割を熟知しており、細部にわたり上司の補佐ができる。 |
(3) |
十分な情報処理能力・知識のもとで文書作成ができ、特に各種届書、報告書、申請書の作成について専門的レベルの知識がある。 |
(4) |
医療関連業務で、不測の事態に対しても正しい応対ができ、業務全般の必要な改善及び連絡調整を図ることができる。 |
(5) |
医療従事者として高度な倫理判断ができる。 |
(1) |
医療機関の事業目的、組織、機能及び組織運営に関する用語、理論、役割及び社会的使命について高度な理論的知識がある。 |
(2) |
病院の組織運営に関する具体的な記述を読み、その内容を理解し、その改善等について提案することができる。 |
(3) |
必要な情報の収集と管理、経営分析等について処理する能力があり、医療情勢とそれを取り巻く社会情勢についても十分な理解がある。 |
(4) |
医療に関連する社会保障制度、社会福祉制度及び医療従事者各法に対する詳細な専門的知識があり、複雑な事例に対応することができる。 |
(5) |
民法や医療関連法の法律についての知識があり、他の法律等に関連する場合の取り扱いを心得ている。 |
(6) |
医療制度全般についての高度な理論的知識がある。 |
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II 医学的基礎知識、医療関連知識 |
(1) |
人体の解剖・生理(一部生化学)の広範な知識がある。 |
(2) |
主な傷病について、主な原因、症状及び治療方法と看護を関連させて理解できる。 |
(3) |
検査及び画像診断と傷病又は臓器との関連について、専門的知識がある。 |
(4) |
患者の病態を把握し、その変化について理解することができる。 |
(5) |
医学・医療用語について広い知識がある。 |
(6) |
代表的な薬効別薬品名を知っており、適応症と関連した知識をもっている。 |
(7) |
診療録・看護録の内容を充分理解できる。 |
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III 医療事務 |
(1) |
社会保険各法及び公費負担医療各法等の内容について実務上の幅広い知識がある。 |
(2) |
すでに作成されたレセプトの内容について、 事務点検により不備を発見し、指摘することができる。 |
(3) |
広い範囲の医療行為が行われている症例で、複雑な内容のレセプトを正しく作成することができる。 |
(4) |
「厚生労働大臣が別に定める施設基準」について幅広い理解があり、届出に関する注意事項に従い、必要書類の作成ができる。 |
(5) |
診断群分類別包括支払制度(DPC)について理解があり、請求方法について相当な知識がある。 |
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